イルメノルチル

最新 地学事典 「イルメノルチル」の解説

イルメノルチル

ilmenorutile

現在,この鉱物は種として存在が認められていないが,かつて二通りの考え方があった。1)化学組成(Ti, Nb, Fe3)O2の鉱物。正方晶系,空間群P42/mmm,格子定数a0.4606nm, c0.2982, 単位格子中2分子含む。2)~(Fe2, Mn2)Ti5(Nb, Ta)2O16 正方晶系,空間群未定,格子定数a0.461nm, c0.596, 単位格子中1/2分子含む。後者は秩序構造をもち,いわゆる二重ルチル格子からなる。加藤昭の見解では,両者中間も存在している可能性があるが,単純な中間ではない。黒色,亜金属光沢,硬度6内外,比重4.2内外。花崗岩や閃長岩ペグマタイト中,あるいはこれらから導かれた砂鉱中に産し,他の複酸化物中の離溶産物として産することもある。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む