インカルビレア(その他表記)Incarvillea; incarvillea

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「インカルビレア」の意味・わかりやすい解説

インカルビレア
Incarvillea; incarvillea

ノウゼンカズラ科インカルビレア属の総称。一般に鉢植え球根で流通するのは,中国雲南省の高原に自生するインカルビレア・デラバイ I.delavayiという種。多年草で,羽状複葉が根出し,中心から伸びる 30~45cmの花茎の先に,直径7~9cmの花を数個ずつ総状につける。花は漏斗形で縁が5裂し,ノウゼンカズラに似る。桃紅色または白色で,のどの部分は淡黄色。花期は5月頃。暑さに弱いので,夏は風通しのよい半日陰で管理。冬は軽い霜よけをする。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む