インダノン

化学辞典 第2版 「インダノン」の解説

インダノン
インダノン
indanone

C9H8O(132.16).【】1-インダノンはα-インダノンともいう.1-インダノールやインダン酸化ヒドロケイ皮酸の酸化によって得られる.無色の板状晶(エタノール).融点42.5 ℃,沸点243~245 ℃,129 ℃(1.7 kPa).密度1.103 g cm-3.多くの有機溶媒に可溶.各種芳香族有機化合物の合成原料になる.【】2-インダノンは,インデン過酸化水素二酸化窒素m-クロロ過安息香酸などで酸化すると得られる.無色の針状晶(エタノール).融点60~61 ℃,沸点249 ℃,110~112(1.7 kPa).多くの有機溶媒に可溶.各種有機化合物の合成原料になる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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