インドリジン

化学辞典 第2版 「インドリジン」の解説

インドリジン
インドリジン
indolizine

C8H7N(117.15).ピロコリンともいう.2-ピコリンとブロモピルビン酸エチルから得られるインドリジン-2-カルボン酸を脱炭酸して合成される.板状晶.融点75 ℃,沸点205 ℃.ナフタレン臭をもち,水蒸気蒸留される.普通の有機溶媒に可溶.ベンゼン溶液は紫色蛍光をもつ.[CAS 274-40-8]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android