インド植物園(読み)いんどしょくぶつえん(その他表記)Indian Botanic Garden

日本大百科全書(ニッポニカ) 「インド植物園」の意味・わかりやすい解説

インド植物園
いんどしょくぶつえん
Indian Botanic Garden

インドコルカタカルカッタ)にある国立植物園。1787年創設で、熱帯地方における植物園としてはもっとも歴史が古い。面積は約110万平方メートルで、およそ1000種の植物が栽植されている。とくにヤシ類、タコノキ属およびタケ類がよく集められている。付属の標本館には約100万点の標本がある。公開用4棟、栽培用3棟、計7棟の温室を備えている。毎年、研究報告、年報および交換用種子目録を出版している。

西田 誠]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android