面積(読み)めんせき(英語表記)area

翻訳|area

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

面積
めんせき
area

2次元の領域の広さを表す量。初等幾何学では,長方形の積を基礎にして,それを等積変形した平行四辺形の面積,さらにその半分の三角形の面積が考えられる。多角形は三角形に分割できるので,面積が考えられる。曲線で囲まれた領域については,なんらかの意味で極限概念が必要であり,一般的には の形で定義できる。この積分概念をどのように定式化するかということでは,これは測度 m の議論と本質的に同じである。曲面の面積については,曲面上の測度を考えればよいわけであるが,それを多面体から近似しようと思うと,内接多面体ではだめで,外接つまり微分を考えて面積要素 ds を用いて という 2次式の形になる。

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百科事典マイペディアの解説

面積【めんせき】

面の広さ。単位長さを1辺とする正方形の面積を単位として表す。簡単な平面図形の面積は公式によって求められ,直線図形は三角形に分け,それらの面積の和をとる。曲線で囲まれた平面図形や曲面の面積は一般に積分により計算する。→長さ体積
→関連項目求積法

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世界大百科事典 第2版の解説

めんせき【面積 area】

(1)平面図形の面積 平面の部分を囲む図形の大きさを,単位の長さをもつ線分を1辺とする正方形の大きさを基準として測ったときの数値がその図形の面積であると通常は説明されている。しかし図形の大きさについては何も述べられていないので,この説明をもって面積の定義とするのは無理である。そこで数学では積分をもって面積を定義する。すなわち,平面上の有限の範囲内に集合Kがあるとき,Kを含む長方形Iをとって,Iの点Pに対しPKに属せばφ(P)=1,そうでなければφ(P)=0として,関数φ(P)を定義し,この関数がI上で積分可能ならばKは面積確定であるといい,その値をKの面積という。

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大辞林 第三版の解説

めんせき【面積】

一定の面の広さ。面の一部あるいは全体の広さ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

面積
めんせき

線で囲まれた平面の一部分の広さのことをいう。平面図形Dの面積というのは、一辺の長さ1の正方形の面積を1としてDがその何倍にあたるかを示すものである。面積の計算の原理は次のようになっている。
〔1〕二つの平面図形D1、D2をあわせてできる平面図形の面積はD1、D2の面積の和に等しい。〔2〕D2がD1の一部分のとき、D2の面積はD1の面積より大きくない。〔3〕合同な二つの平面図形の面積は等しい。[栗田 稔]

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世界大百科事典内の面積の言及

【積分】より

…円や放物線と直線で囲まれた平面図形の面積を求めることは,ギリシア時代から知られていたが,これらをもっと一般に,系統的に扱うのが積分法であって,その中心的概念が積分である。積分法は微分法とともに17世紀にI.ニュートンとG.W.ライプニッツによって発見された。…

※「面積」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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