精選版 日本国語大辞典 「い吹く」の意味・読み・例文・類語 い‐ふ・く【い吹】 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「い」は接頭語 ) 吹く。[初出の実例]「渡会(わたらひ)の 斎宮(いつきのみや)ゆ 神風に 伊吹(イふき)惑はし 天雲を 日の目も見せず」(出典:万葉集(8C後)二・一九九)い吹くの補助注記「いふく」の「い」を接頭語ではなく「息」と見なし「いぶく(息吹)」と同義とする説もある。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例