い涼暮れ月(読み)いすずくれつき

精選版 日本国語大辞典 「い涼暮れ月」の意味・読み・例文・類語

い‐すずくれ‐つき【い涼暮月】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「い」は接頭語。涼しい暮れ方の月の意という ) 陰暦六月異称
    1. [初出の実例]「彌涼暮月 六月 いすすくれ月 ほととぎす古郷恋ひて帰るなりいすすくれ月になりぬる空とて〈本近院太子〉」(出典:古今打聞(1438頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む