事典 日本の地域ブランド・名産品 「い草」の解説
い草[その他(工芸)]
いぐさ
主に八代市で生産されている。室町時代の1505(永正2)年、八代市千丁町にあった上土城の城主・岩崎忠久が領内の古閑渕前にい草を栽培させ、奨励したのが始まりという。その後、八代地方を中心に宇城・球磨地方で発展を遂げた。現在では国内の畳表のおよそ7割が熊本県で生産されている、くまもと畳表である。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報