うかりひょん(読み)ウカリヒョン

デジタル大辞泉 「うかりひょん」の意味・読み・例文・類語

うかり‐ひょん

[副]気づかずぼんやりしているさま。うかうかと。うっかりひょん。
「いかひ愚痴たはけのなれの果て―とぞ見えにける」〈松の葉・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「うかりひょん」の意味・読み・例文・類語

うかり‐ひょん

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴う場合もある ) 何かに気を取られてぼんやりしているさま。うかうかと。うっかりひょん。
    1. [初出の実例]「夕㒵にみとるるや身もうかりひょん〈芭蕉〉」(出典:俳諧・続山の井(1667)夏上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android