ウクバ・イブン・ナーフィー(その他表記)`Uqba ibn Nāfi`

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ウクバ・イブン・ナーフィー
`Uqba ibn Nāfi`

[生]?
[没]683
ウマイヤ朝のイフリーキヤ (現チュニジア以西) 総督の一人。エジプトの征服者アムル・イブヌル・アースの甥で,670年いまのチュニス付近に軍事都市カイラワーンを建設した。以後同市は,アラブ・ムスリム軍の北アフリカイベリア半島,地中海方面への基地としての役割を果した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 アース

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む