うっ走る(読み)うっぱしる

精選版 日本国語大辞典 「うっ走る」の意味・読み・例文・類語

うっ‐ぱし・る【うっ走】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ( 「うっ」は接頭語。「走る」を強めていう語 ) わき目もふらずに、ひたすら走る。おっぱしる。
    1. [初出の実例]「亦后口の山へさしてうっはしった処で」(出典:大淵代抄(1630頃)三)
    2. 「もしや若い者だから又狭い心を出して遠い所へでも失走(ウッパ)しってしまやァしねへかと」(出典塩原多助一代記(1885)〈三遊亭円朝〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む