ウトガルザロキ(その他表記)Utgardhaloki

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウトガルザロキ」の意味・わかりやすい解説

ウトガルザロキ
Utgardhaloki

北欧神話巨人の国ヨツンヘイムの王。雷神トル家来ロキやシアルフィを連れて訪ねてきたとき,さまざまの魔法を使って彼らの力をためした。まずロキが家来のロギと食べ比べしたが,肉を器ごと食べてしまったロギにはかなわなかった。また足の速さを誇るシアルフィも家来のフギに負け,トルは巨大な角杯を飲みほすことも,ねこを持上げることも,一人の老婆を倒すこともできなかった。トル側の負けが明らかになったとき,ウトガルザロキはロギは火であり,フギはウトガルザロキの「思考」であり,角杯は底が海に続いており,ねこはミズガルズへび,老婆は「年」であることを種明かしした。怒ったトルが彼をたたきのめそうとしたときには,彼の姿も城も消えていた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む