うまこり(読み)ウマコリ

デジタル大辞泉 「うまこり」の意味・読み・例文・類語

うまこり

[枕]美しい織物の意で、同意の「あや」と同音の「あや」にかかる。
「―あやにともしき」〈・一六二〉
[補説]「うまき織り」の音変化した形か。

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精選版 日本国語大辞典 「うまこり」の意味・読み・例文・類語

うま‐こり

  1. 美しい織物の意で、同じ意の「綾(あや)」と同音を持つ「あやに」にかかる。
    1. [初出の実例]「味凝(うまこり) あやにともしき 高照らす 日の皇子(みこ)」(出典万葉集(8C後)二・一六二)

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