最新 地学事典 「ウミユリ類」の解説
ウミユリるい
ウミユリ類
学◆Crinoidea 英◆crinoids
棘皮動物門の一綱。オルドビス紀~現世。体は茎部と冠部に大別され,冠部は萼(がく)・腕などからなる。また茎はさらに根・巻枝などをもつこともある。腕はふつう根もとから5本のび,末端に向かって分岐を繰り返す。成体時に茎をもたないウミシダ類が三畳紀に現われた。古生代中~後期に大発展し,日本にもウミユリ化石を多く含んだ石灰岩が各地の石炭~ペルム系にみられる。白亜紀後期以降,ウミシダ類を除いて,浅海からほぼ姿を消し,現在では主に漸深海帯に生息する。
執筆者:大路 樹生
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

