えち者(読み)えちもの

精選版 日本国語大辞典 「えち者」の意味・読み・例文・類語

えち‐もの【えち者】

  1. 〘 名詞 〙 姿、かたちなど、うわべだけをかざるが、精神は軟弱で口先ばかり達者な者。
    1. [初出の実例]「ゑち者と申は、小袖諸道具をも、いつくしく斗(ばかり)、思案して、女の好やうに仕り、微若なる奴を、ゑちものとて、何の役にもたたぬ、臆病者にて」(出典甲陽軍鑑(17C初)品四〇上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む