えち者(読み)えちもの

精選版 日本国語大辞典 「えち者」の意味・読み・例文・類語

えち‐もの【えち者】

  1. 〘 名詞 〙 姿、かたちなど、うわべだけをかざるが、精神は軟弱で口先ばかり達者な者。
    1. [初出の実例]「ゑち者と申は、小袖諸道具をも、いつくしく斗(ばかり)、思案して、女の好やうに仕り、微若なる奴を、ゑちものとて、何の役にもたたぬ、臆病者にて」(出典甲陽軍鑑(17C初)品四〇上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む