エティンド岩(読み)エティンドがん(その他表記)etindite

岩石学辞典 「エティンド岩」の解説

エティンド岩

リューサイト─ネフェリナイトとした岩石を[Esch : 1901],ラクロアが命名したものである[Lacroix : 1923].チタンオージャイトネフェリン斑晶細粒石基に含まれる.石基はチタンオージャイト,ネフェリン,リューサイトなどからなる.岩石は白榴岩(leucitite)と霞岩(nephelinite)の中間である.カメルーン,エティンド(Etinde)火山に因む.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android