岩石学辞典 「霞岩」の解説 霞岩 ネフェリンと輝石が主で,橄欖(かんらん)石を含まない細粒の岩石で,非顕晶質または斑状[Cordier : 1868].橄欖石があれば橄欖石霞岩(olivine nephelinite)といい,もしマフィック鉱物が50%以上であれば優黒質霞岩(melanonephelinite)という.粗粒な霞岩をイジョラ岩という.斜長石が加わればネフェリン─テフル岩,橄欖石と斜長石が加わるとバサン岩となる. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報