エピスキア(その他表記)Episcia; carpet plant

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エピスキア」の意味・わかりやすい解説

エピスキア
Episcia; carpet plant

イワタバコ科エピスキア (ベニギリソウ) 属の総称。メキシコ南部から中央アメリカ,ブラジルにかけて6種が分布する。小型の多年草で,全草に細毛がある。花色は赤色,藤色,白色などがある。合弁花で,花冠の先端は5裂する。対生する卵形の葉には,葉脈に沿って赤褐色や銀灰色の美しい斑 (まだら) 模様が入る種類が多く,花を観賞するだけでなく,観葉植物としても利用される。園芸品種には`クレオパトラ'や`アカジョウ'などがある。水はけのよい軽い用土を用いて鉢栽培する。春から夏にかけて匍匐茎を伸ばしてよく生育する。水切れに注意し,春から夏にかけては半日陰で管理する。高温性で,冬も 15℃以上に保つ必要がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む