20世紀西洋人名事典 「エマゴールドマン」の解説
エマ ゴールドマン
Emma Goldman
1869 - 1940.5.14
アナーキスト。
リトアニア生まれ。
1886年米国に渡りヘイマーケット事件でアナーキズムに開眼し、米国での運動を活発にした。ロシア生まれのバークマンと共に、「母なる大地」誌(1906〜17年)を編集・刊行し、その他著作、講演活動により自由恋愛、産児制限、労働問題等の社会問題や文芸、特に演劇についても論じた。’17年反戦活動の為に2年間の刑に服し、’19年バーグマンと共にロシアに送還されたが、’21年ソ連を去り、英国、フランス等に居住した。伊藤野枝らにも敬愛された。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報