エレクトロインジェクション(その他表記)electroinjection

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

エレクトロインジェクション
electroinjection

細胞に直流パルス電場を印加し,膜の一部を一時的に破壊し,DNAなどの物質を細胞内に導入する方法。細胞内に遺伝子を導入する方法には,貪食能のある細胞をリン酸カルシウム溶液中で用いる方法,微小ガラス管を用いて細胞内に注入する方法 (マイクロインジェクション) ,細胞融合などがある。これらの方法に比べてエレクトロインジェクションは細胞に与えるダメージが小さく,遺伝子の発現効率も良く,手軽である点などの長所があり,しだいに広く用いられるようになっている。エレクトロインジェクションと同様の原理を利用した技術として,接触している2つの細胞を高電圧パルス印加により融合させる,電気融合法が知られている。

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