日本大百科全書(ニッポニカ) 「エープ」の意味・わかりやすい解説 エープえーぷape 哺乳(ほにゅう)綱霊長目に属する動物。「エープ」はモンキーに対する英名で、尾のないサルtailless monkeyの意である。モンキーズ・アンド・エープスとつなげて類人猿と同義に用いられることもあるが、一方で、尾の短いサルを、バーバリーエープBarbary ape、ブラックエープblack apeなどのようによぶこともある。しかし、グレート・エープスgreat apesという場合は、ショウジョウ亜科の4種をいい、またレッサー・エープスlesser apesという場合は、テナガザル属の類人猿をさす。[伊谷純一郎] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例