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類人猿 るいじんえん Pongidae; anthropoid primate

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

類人猿
るいじんえん
Pongidae; anthropoid primate

霊長目オランウータン科の動物の総称で,4属約 11種から成る。前肢が後肢より長く,地上では,後肢の足裏と軽く曲げた前肢の指の背側を地面につけて歩く。顔はほとんど裸出し,耳も裸出して丸い。

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デジタル大辞泉の解説

るいじん‐えん〔‐ヱン〕【類人猿】

霊長目ヒト上科に属するサルの通称。ヒトに最も近縁で、腕が長く、尾をもたない。現生種ではゴリラチンパンジーボノボオランウータンおよびテナガザル類がこれにあたる。人似猿(ひとにざる)。

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百科事典マイペディアの解説

類人猿【るいじんえん】

霊長目ヒト上科ショウジョウ科の猿の総称として用いられ,ヒトを除くと動物のうち最も知能が高い。英語でapeと呼び,その他のサル類monkeyと区別する。尾や頬袋(ほおぶくろ)はなく,しりだこの発達は悪い。
→関連項目霊長類

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世界大百科事典 第2版の解説

るいじんえん【類人猿】

霊長目真猿亜目ヒト上科ショウジョウPongidaeに属する哺乳類の総称。英語ではanthropoid,あるいはapeというが,後者は尾のないサルの意で,クロザルやバーバリーモンキーなど尾の極端に短いサルにもあてることがある。 テナガザル亜科Hylobatinaeとショウジョウ亜科Ponginaeからなり,前者を小型類人猿lesser ape,後者を大型類人猿great apeとも呼ぶ。テナガザル亜科はテナガザルHylobatesの8種からなり,東南アジアを中心に分布する。

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大辞林 第三版の解説

るいじんえん【類人猿】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

類人猿
るいじんえん
anthropoid

哺乳(ほにゅう)綱霊長目ヒトニザル(ヒト)上科ショウジョウ科に属する動物の総称。この科Pongidaeの仲間は、ショウジョウ亜科Ponginaeまたは大形類人猿great apesと、テナガザル亜科Hylobatinaeまたは小形類人猿lesser apesに分かれ、前者には3属4種、後者には1属8種が含まれる。また、アジアの類人猿Asian apesとアフリカの類人猿African apesに分けることもある。前者はテナガザル類とオランウータンからなり、後者はゴリラ、チンパンジー、ボノボからなる。いずれも熱帯森林に生息する。尾をもたないこと、頬袋(ほおぶくろ)をもたないことでオナガザル類と区別される。歯式は、オナガザル類およびヒトと同じ

の32本である。大形類人猿はとくに発達した脳をもつ。頭蓋(とうがい)内容量は、オランウータン400cc、ゴリラの雄500cc、雌400cc、チンパンジー400ccで、小形類人猿であるテナガザルの100ccに比し格段の開きがある。類人猿の祖型は、第三紀漸新世のエジプトのファイユームから出土している。類人猿はヒトに最近縁の系統群で、人類進化の研究にとっては重要な存在である。[伊谷純一郎]

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世界大百科事典内の類人猿の言及

【化石類人猿】より

…地質時代に生息し,化石として残されている類人猿の総称。化石類人猿は,分類学的には現存の大型類人猿であるゴリラ,チンパンジー,オランウータンとともに類人猿科Pongidaeに含まれており,テナガザル科やヒト科といっしょにヒト上科としてまとめられている。…

【人類】より

…また,形や色を異にしたプラスチック板を諸種の概念のシンボルとして学習させ,その配列によって実験者と会話をする実験によって,彼らが概念間の異同を認知し表現する能力,異質な事象に含まれる共通の要素を抽出する能力,設定された仮定的条件に基づいて文脈を展開してゆく能力などをもっていることが明らかにされ,また彼らが文法構造をある程度理解することも示された。このように類人猿は,意味論的・統辞論的いずれの面からも人間言語にきわめて類似のコミュニケーションの能力をもつのだが,彼ら自身の音声をこのような象徴として用いさせることは困難だったのである。野生のチンパンジーの相互間にこの種の身ぶりによる会話が交わされているという報告はないが,相手の物乞いに応じて食物などを分配する行動が認められている。…

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