エーライバ山(読み)えーらいばさん(その他表記)Öræfajökull

日本大百科全書(ニッポニカ) 「エーライバ山」の意味・わかりやすい解説

エーライバ山
えーらいばさん
Öræfajökull

アイスランド南東部にある山。正確にはバハトナ氷河(面積8400平方キロメートルでヨーロッパ最大)の南の分枝で、直径約16キロメートルの氷帽。1362年、1727年に噴火した。名称は「荒地の氷河」の意味である。中心は、北緯63度01分、西経16度40分にある同国の最高峰クバンナダールスフニュークル山(2119メートル、「アンゼリカの谷の頂上」の意)。

[浅井辰郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android