おかったるい(読み)オカッタルイ

デジタル大辞泉 「おかったるい」の意味・読み・例文・類語

お‐かったる・い

[形]《近世江戸語》十分でない。不足である。
百足むかで後見うしろみに頼んでも、まだ―・い」〈洒・二筋道

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精選版 日本国語大辞典 「おかったるい」の意味・読み・例文・類語

お‐かったる・い

〘形口〙 (「お」は接頭語)
① だるい。疲れた感じがする。かったるい。
事柄を処理するには十分でない。解決するには不足である。満足できない。てぬるい。
洒落本傾城買二筋道(1798)夏の床「三谷毘沙門から百足を後見にたのんでも、まだおかったるい」

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