デジタル大辞泉
「オキシコドン」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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オキシコドン
アヘンアルカロイド系麻薬の一種で、強い鎮痛作用や多幸感などを及ぼす化学物質。オキシコンチン錠、オキノーム散などの商品名で鎮痛薬として流通している。依存性・副作用が強いため、日本他多くの国では厳重に管理され、医師のみが主にがんにおける中度~高度の疼痛に使用する。米国では、医師の処方箋があれば個人が薬局で購入・使用できるため、米国のオキシコドン消費量は全体の約7割に至るとされ、濫用などの社会問題となっている。
出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報
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世界大百科事典(旧版)内のオキシコドンの言及
【麻薬】より
…薬理学的には,アヘン総アルカロイドと,これから分離して得られる[モルヒネ],[コデイン],これらの半合成体([ヘロイン],オキシコドンなど),およびモルヒネ類似の薬理作用と依存性を有する合成薬物(ペチジンなど)をさす。英語はギリシア語のnarkē(麻酔,麻痺)に由来し,これらの薬物を摂取すると,意識が混濁したり,感覚が麻痺状態になることから,麻酔様状態を起こす薬物の意でつけられた。…
※「オキシコドン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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