ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オズボーン・デュポン」の意味・わかりやすい解説
オズボーン・デュポン
Osborne duPont, Margaret
[没]2012.10.24. テキサス,エルパソ
アメリカ合衆国のテニス選手。攻撃的なプレーと,追い込まれたときの精神力とスタミナを武器に,1946~62年に世界四大大会(オープン化以前)で 37回の優勝を飾った。最後の優勝は,1962年ウィンブルドン選手権大会の混合ダブルス。1947~50年に女子テニスのランキング 1位を保持し,全豪選手権大会(→全豪オープン)の出場経験がないにもかかわらず,四大大会の生涯通算優勝回数は史上 4位。女子ダブルスの優勝 21回のうち 20回をあげたルイーズ・ブラフとのペアは 8年間無敗だった。優勝回数は全仏選手権大会(→全仏オープン) 5回(シングルス 2,女子ダブルス 3),ウィンブルドン 7回(シングルス 1,女子ダブルス 5,混合ダブルス 1),全米選手権大会(→全米オープンテニス選手権大会) 25回(シングルス 3,女子ダブルス 13,混合ダブルス 9)など。ワイトマンカップにも出場した。1967年に国際テニス殿堂入り。
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