デジタル大辞泉 「オラシュチエ山脈」の意味・読み・例文・類語 オラシュチエ‐さんみゃく【オラシュチエ山脈】 《Munţii Orăştie》ルーマニア中西部、トランシルバニアアルプスの山脈の一つ。紀元前1世紀から後1世紀にかけて、ダキア王国のブレビスタ王やデケバルス王らが古代ローマの侵入に備えて建造した六つの要塞(サルミゼゲトゥサ、バニツァ、カプルナ、コステシュティ村のチェタツヤとブリダル、ルンカニ村のピアトラロシエ)が残っており、1999年に「オラシュチエ山脈のダキア人の要塞群」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。オラシュティエ山脈。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例