最新 地学事典 「オルドバイ遺跡群」の解説
オルドバイいせきぐん
オルドバイ遺跡群
Olduvai site group
東アフリカのタンザニア北西部,セレンゲティ平原南端,オルドバイ峡谷中にある70ヵ所以上の遺跡。約190万年前以降,百数十万年にわたって連綿と人類の活動の痕跡が残された世界にまれな遺跡群である。1930年代からL.S.B.Leakey夫妻らによって精力的な調査が続けられた。59年の猿人頭骨(Zinianthropus boisei)以降,原人を含む100体以上の人骨が発見されている。厚さ100m余りの堆積層中に人類最古のオルドバイ文化(I~II層下部),後期オルドバイ文化A・B・C(Developed Oldwan II層下部~IV層),アシュール文化(II層中部~IV層・マセク層)などが層位的に出土。
執筆者:鈴木 忠司
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

