デジタル大辞泉 「おろおろ涙」の意味・読み・例文・類語 おろおろ‐なみだ【おろおろ涙】 取り乱して分別もなく泣いて流す涙。「思案して見てくだされと小声ながらも―」〈一葉・別れ霜〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「おろおろ涙」の意味・読み・例文・類語 おろおろ‐なみだ【おろおろ涙】 〘 名詞 〙 おろおろと泣いて流す涙。とり乱して分別もなくこぼす涙。うろうろ涙。[初出の実例]「左七が文を見給ひて、下路下路(オロオロ)泪に牀はうき」(出典:浮世草子・好色文伝受(1688)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例