オーブダ(その他表記)Óbuda

デジタル大辞泉 「オーブダ」の意味・読み・例文・類語

オーブダ(Óbuda)

ハンガリー語で「古いブダ」の意》ハンガリーの首都ブダペストの市街西部の一地区。ブダ城がある王宮の丘の北側約2キロメートルに位置する。1873年にブダ地区・ペスト地区と統合されて、その一部になった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のオーブダの言及

【ブダペスト】より

…マーチャーシュ教会その他のキリスト教会は今も機能しており,ユダヤ教会(シナゴーグ)もある。
[歴史]
 2世紀,ローマ時代にドナウ右岸の現在のオーブダObuda(ブダの上流)につくられたアクインクムAquincumがブダペストの出発点で,ローマ軍の駐屯地,下パンノニアの主都として栄えた。5世紀初めにフン族が到来,その後種々の部族がここを占領した。…

※「オーブダ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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