オーブライト(読み)おーぶらいと

最新 地学事典 「オーブライト」の解説

オーブライト

aubrite

強い還元環境下で形成された白~灰白色の特異なエコンドライト。50個以上が報告されている。ほぼ純粋なエンスタタイトからなり,少量のCa輝石・アルバイト,Niに乏しいFe-Ni合金,ほぼ 純粋な苦土かんらん石を含む。岩相は,5cmに達するエンスタタイト結晶からなる集積岩的なものもあるが,多くはモノミクト角れき岩やレゴリス角れき岩である。酸素同位体組成などが地球の値と近いことが知られるが,近年の高精度分析でわずかに異なることが分かってきた。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のオーブライトの言及

【エコンドライト】より

…( )内の数字は非南極隕石中の個数。オーブライトaubrite(9),ユレイライトureilite(6),ダイオジェナイトdiogenite(8),ホワルダイトhowardite(19),ユークライトeucrite(24),シャーゴッタイトshergottite(2),ナクライトnakhlite(3),シャシナイトchassignite(2),アングライトangrite(1),その他(7)。真の結晶質の組織を保っているものは少なく,母天体上での隕石衝突により破砕,混合された角レキ岩的組織を示す。…

※「オーブライト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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