とっさの日本語便利帳 「お食初め」の解説 お食初め(食初め/箸初め/歯固め) 乳以外の食べ物を初めて赤ん坊に食べさせる儀式。生後一〇〇日目から一二〇日目前後に行う。それゆえ、ももか祝(ももは百の意)ともいう。長寿の人が養い親として、子供に赤飯を一粒食べさせたりする。日本人はそれぞれが自分用の箸と茶碗を持っているので、この日に赤ん坊に個人用の箸と茶碗を用意してやる。このお食初めの日に、色直しといって、それまでの白い産着から色のついた着物に着替える風習もあった。 出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報 Sponserd by