普及版 字通 「カイ・つえ」の読み・字形・画数・意味
9画
[字訓] つえ
[字形] 形声
字はもと咼(か)に従い、咼声。杖は老人のつえ。〔五代史、漢、高祖紀〕に「王、將王峻をはし、表を丹に奉ぜしむ。耶律光、之れを呼んで兒と爲し、賜ふに木を以てす。の法、之れを貴ぶこと、中國の几杖の如し。大臣より優なるに非ずんば得べからず。峻、を持して歸る。人之れをみ、皆をく」という話がみえている。
[訓義]
1. つえ、杖。
2. 織具。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 ツヱ
[熟語]
棍▶・杖▶
[下接語]
一・木
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報