カク・たま

普及版 字通 「カク・たま」の読み・字形・画数・意味


8画

(異体字)
14画

[字音] カク
[字訓] たま

[説文解字]
[甲骨文]

[字形] 会意
正字はに作り、二王(玉)を並べた形。〔説文一上に「二玉相ひ合するを一と爲す」とあり一綴りの玉をいう。字はまたに作り、(かく)声。〔左伝、荘十八年〕「皆、玉五を賜ふ」、〔左伝、襄十八年〕「獻子、朱絲を以て玉二を係(つな)ぐ」のように、を用いる。甚だ貴重なものとされ、〔左伝、僖三十年〕に王と晋侯に十を献じ、〔国語、魯語上〕に「玉二十」をおくることがみえる。

[訓義]
1. たま、一対の玉。
2. 字はまたに作る。

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報