最新 地学事典 「カザンナ片岩」の解説
カザンナへんがん
カザンナ片岩
独◆Casanna-Schiefer
スイス,ペンニン帯の低度の結晶片岩の一つで,層位的にビュントナーシーファーより下位にあるもの。R.Theobald(1864)がオーベルエンガジンのカザナ(Casana)峠の石英千枚岩に命名。R.Staub・E.Weg-mannなどがペンニン帯各地に拡張したので混乱。先三畳系であることは公認されているが,原岩は先カンブリア説と石炭~ペルム系説とがある。E.Wenk(1948)以来,アルプス造山による再結晶も注目されている。
執筆者:山下 昇
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

