かたつむり管(読み)かたつむりかん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「かたつむり管」の意味・わかりやすい解説

かたつむり管
かたつむりかん

内耳一部を構成する蝸牛(かぎゅう)のことで、渦巻(うずまき)管ともいう。全形カタツムリの殻に似るのでこの別名がある。ラテン語学名でcochleaというが、この語意はカタツムリあるいはその殻のことで、16世紀中ごろイタリアの解剖学者ファロピウスがつけたという。

[嶋井和世]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android