日本大百科全書(ニッポニカ) 「かたつむり管」の意味・わかりやすい解説 かたつむり管かたつむりかん 内耳の一部を構成する蝸牛(かぎゅう)のことで、渦巻(うずまき)管ともいう。全形がカタツムリの殻に似るのでこの別名がある。ラテン語学名でcochleaというが、この語意はカタツムリあるいはその殻のことで、16世紀中ごろイタリアの解剖学者ファロピウスがつけたという。[嶋井和世][参照項目] | 蝸牛 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例