カタビロオサムシ(読み)かたびろおさむし

日本大百科全書(ニッポニカ) 「カタビロオサムシ」の意味・わかりやすい解説

カタビロオサムシ
かたびろおさむし / 肩広歩行虫

昆虫綱甲虫目オサムシ科のカタビロオサムシ属Calosomaおよびそれに近縁一群の昆虫。世界各地に分布し、日本には4種が産する。体長20~35ミリメートルぐらいあり、黒色背面には銅、緑など金属色を帯びることが多い。前胸は横長で、上ばねと後体部は幅が広く、肩が張っていて、後ろばねはよく発達し、樹上にいて鱗翅(りんし)類の幼虫などを捕食する益虫が多い。日本にいるクロカタビロオサムシC. maximowicziやアオカタビロオサムシC. cyanescensはこれで、エゾカタビロオサムシCampalita chinenseはむしろ畑地にいてガの幼虫を捕食することが多いという。ミヤマカタビロオサムシCharmosta lugensはきわめて少ない。

[中根猛彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む