カタビロオサムシ(読み)かたびろおさむし

日本大百科全書(ニッポニカ) 「カタビロオサムシ」の意味・わかりやすい解説

カタビロオサムシ
かたびろおさむし / 肩広歩行虫

昆虫綱甲虫目オサムシ科のカタビロオサムシ属Calosomaおよびそれに近縁一群の昆虫。世界各地に分布し、日本には4種が産する。体長20~35ミリメートルぐらいあり、黒色背面には銅、緑など金属色を帯びることが多い。前胸は横長で、上ばねと後体部は幅が広く、肩が張っていて、後ろばねはよく発達し、樹上にいて鱗翅(りんし)類の幼虫などを捕食する益虫が多い。日本にいるクロカタビロオサムシC. maximowicziやアオカタビロオサムシC. cyanescensはこれで、エゾカタビロオサムシCampalita chinenseはむしろ畑地にいてガの幼虫を捕食することが多いという。ミヤマカタビロオサムシCharmosta lugensはきわめて少ない。

[中根猛彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

冬に 4日間暖かい日が続くと 3日間寒い日が続き,また暖かい日が訪れるというように,7日の周期で寒暖が繰り返されることをいう。朝鮮半島や中国北東部の冬に典型的な気象現象で,日本でもみられる。冬のシベリ...

三寒四温の用語解説を読む