カチーナ(その他表記)Katsina

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カチーナ」の意味・わかりやすい解説

カチーナ
Katsina

ナイジェリア北部の都市。カノ北西約 155km,ニジェールとの国境近くに位置。 1100年頃ハウサ諸王国の都の一つとして建設,1513年頃から 54年頃までソンガイに支配されたが,16世紀末~18世紀末にはハウサ王国のサハラ隊商路の中心地として栄えた。ナンキンマメ皮革をはじめギニアコーン,ミレット,綿花,家畜などの集散地で,製陶,染色,金属細工,皮細工などが行われる。人口 18万 2400 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む