皮革(読み)ヒカク

デジタル大辞泉 「皮革」の意味・読み・例文・類語

ひ‐かく【皮革】

なまの皮となめした革。また、動物の皮を加工したものの総称レザー
[類語]毛皮レザー

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精選版 日本国語大辞典 「皮革」の意味・読み・例文・類語

ひ‐かく【皮革】

  1. 〘 名詞 〙 なま皮と加工したなめし革。また、動物のかわ類の総称。
    1. [初出の実例]「動学により牧畜其他諸獣票質或は乳汁、皮革、角骨、の利用を詳かにし」(出典:新聞雑誌‐四五号附録・明治五年(1872)五月)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐隠公五年〕

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普及版 字通 「皮革」の読み・字形・画数・意味

【皮革】ひかく

。〔左伝、隠五年〕皮革齒、骨角毛の、(用)に登らざるをば、則ち射ざるは、古の制なり。夫(か)の山林川澤の實、用の(ごと)きは、隷(さうれい)の事、宮司の守なり。

字通「皮」の項目を見る

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「皮革」の意味・わかりやすい解説

皮革
ひかく
leather

動物の生皮を,なめしによって腐敗しない安定した状態にしたもの。広義には人工皮革模造皮革なども含める。皮は,なめすと腐敗しにくくなり,柔軟性,弾性に富み,耐熱・耐水性が高くなる。なめし技術の歴史は古く,狩猟時代に始るといわれるが,工業的な皮革製造技術は 19世紀後半からである。日本でも昔から独特のなめし法が行われたが,明治になってから外国技術を導入して近代工業として発展した。現在は,タンニンなめしクロムなめしが最も広く用いられている。皮革は動物の種類と加工法によって各種に分類され,いろいろの名称がある。原料皮は,大きさによってハイドスキンに分け,動物によって,牛皮,馬皮,シカ皮,ヒツジ皮,ワニ皮その他に分ける。また製品革には,靴底革,ぬめ革,銀付甲革,ガラス張り甲皮,スエード,型押革,床革などの種類がある。

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改訂新版 世界大百科事典 「皮革」の意味・わかりやすい解説

皮革 (ひかく)

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百科事典マイペディア 「皮革」の意味・わかりやすい解説

皮革【ひかく】

皮/革

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「皮革」の意味・わかりやすい解説

皮革
ひかく

かわ

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