皮革(読み)ひかく(英語表記)leather

翻訳|leather

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

皮革
ひかく
leather

動物の生を,なめしによって腐敗しない安定した状態にしたもの。広義には人工皮革模造皮革なども含める。皮は,なめすと腐敗しにくくなり,柔軟性,弾性に富み,耐熱耐水性が高くなる。なめし技術の歴史は古く,狩猟時代に始るといわれるが,工業的な皮革製造技術は 19世紀後半からである。日本でも昔から独特のなめし法が行われたが,明治になってから外国技術を導入して近代工業として発展した。現在は,タンニンなめしクロムなめしが最も広く用いられている。皮革は動物の種類と加工法によって各種に分類され,いろいろの名称がある。原料皮は,大きさによってハイドスキンに分け,動物によって,牛皮,馬皮,シカ皮,ヒツジ皮,ワニ皮その他に分ける。また製品革には,靴底革,ぬめ革,銀付甲革,ガラス張り甲皮,スエード,型押革,床革などの種類がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

大辞林 第三版の解説

ひかく【皮革】

ははいだままのなまかわ、はなめしがわの意
動物の皮。 -製品

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ひ‐かく【皮革】

〘名〙 なま皮と加工したなめし革。また、動物のかわ類の総称。
※新聞雑誌‐四五号附録・明治五年(1872)五月「動学により牧畜其他諸獣票質或は乳汁、皮革、角骨、の利用をかにし」 〔春秋左伝‐隠公五年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

児童相談所

子供の福祉に関する相談に応じ,援助などを行なう行政機関。児相と略称される。児童福祉法に基づき,都道府県と政令指定都市に設置が義務づけられている。運営は厚生労働省の局長通知,児童相談所運営指針にそって行...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

皮革の関連情報