カッコウアザミ(その他表記)Ageratum conyzoides; ageratum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カッコウアザミ」の意味・わかりやすい解説

カッコウアザミ
Ageratum conyzoides; ageratum

キク科一年草で,熱帯アメリカ原産。園芸植物であるが,暖地では野生化して雑草となっている。丈は 60cmぐらいで,全体に軟毛がある。アザミに似た4~8mmの青紫色の頭状花が数個咲く。矮生種は丈が 15~18cmで花壇用,普通種は切り花用。近縁種で頭花の大きいオオカッコウアザミ A. houstonianumとともに,アゲラタムの名でよく栽培される。

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世界大百科事典(旧版)内のカッコウアザミの言及

【アゲラータム】より

…花壇や鉢植えに適したキク科の春まき一年草。オオカッコウアザミともいう。カッコウアザミ属は熱帯アメリカから北アメリカに30種もあるが,園芸品として改良されたのはメキシコからペルーにかけて分布するオオカッコウアザミで,葉は心臓形,茎や葉に軟毛があり,数多く分枝して秋には枝先に直径2cmの紫色の頭状花をつける。…

※「カッコウアザミ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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