カッツェンブッケル岩(読み)カッツェンブッケルがん(その他表記)katzenbuchelite

岩石学辞典 「カッツェンブッケル岩」の解説

カッツェンブッケル岩

Na値が高く長石に乏しいノゼアン─チングア岩斑岩である.ネフェリン,ノゼアン,黒雲母,橄欖(かんらん)石などの斑晶がガラス状または非常に細粒石基に含まれている[Osann : 1903].ドイツ,オデンヴァルト(Odenwald)のカッツェンブッケル(Katzenbuckel)に因む.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android