カッパーウェルド線(読み)かっぱーうぇるどせん(その他表記)copper-clad steel wire

日本大百科全書(ニッポニカ) 「カッパーウェルド線」の意味・わかりやすい解説

カッパーウェルド線
かっぱーうぇるどせん
copper-clad steel wire
copper covered steel wire

鋼線表面に銅を被覆した電線。銅覆鋼線ともいう。銅の厚さによって導電率を20~40%の範囲で変えられる。銅線よりも強度が高いため送電線、架空地線、通信線などに使用されている。

[佐久間照夫・大木義路]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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