…日本の瓦版とある程度類似した機能をもち,定期的に発行される新聞の先駆形態の一つである。フランス(カナールcanardと称される),スペインなどヨーロッパ各国で出されたが,ドイツの印刷業者の手になるものが最も多い。時期が下れば,ケルンの印刷者アイツィングMichael Freiherr von Aitzingのように1588‐93年の間に多くのフルークブラットを出し,同時に半年単位で主要な事件の要約を《レラティオ・ヒストリカRelatio Historica》として刊行するものも現れた。…
※「カナール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...