カニメゴケ(読み)かにめごけ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「カニメゴケ」の意味・わかりやすい解説

カニメゴケ
かにめごけ
[学] Acroscyphus sphaerophoroides Lév.

地衣類サンゴゴケ科の1種で、カニメゴケ属をこの1種で代表する。地衣体は円柱状で高さ4センチメートルくらいになり、この先端黒色の子器が埋まるようにしてつく。この形がカニの目のようにみえるところからカニメゴケの名がある。高山帯の岩上に集まって生える種類で、日本では北海道および本州中部の高山の数か所でみられ、メキシコペルーアルゼンチン中国ヒマラヤなどの高山では、点々と分布していることが知られている。

[佐藤正己]

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