カノコガイ(読み)かのこがい(その他表記)Sowerby's nerita

日本大百科全書(ニッポニカ) 「カノコガイ」の意味・わかりやすい解説

カノコガイ
かのこがい / 鹿子貝
Sowerby's nerita
[学] Clithon sowerbianus

軟体動物門腹足綱アマオブネガイ科の巻き貝。紀伊半島以南の西太平洋の熱帯域沿岸の河口など淡水海水の混じるところの小石の上に付着する。殻高15ミリメートル、殻径17ミリメートルに達し、殻は半球状で厚く、黄褐色の厚い殻皮に覆われていてその殻色は変化が多く、黒、褐、赤、黄などの三角形の斑(はん)や帯や筋(すじ)がある。殻口には石灰質半月形の蓋(ふた)がある。

[奥谷喬司]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のカノコガイの言及

【イシマキガイ(石散貝)】より

…本州の房総半島以南沖縄まで分布し,岩れきの上の藻類を歯舌で削り取って食べる。近似種にカノコガイC.sowerbianusが本州の紀伊半島以南にすむが,この種の斑紋は黄色の小三角形が殻口と反対の方向にとがる点で区別できる。【波部 忠重】。…

※「カノコガイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む