石灰質(読み)セッカイシツ(その他表記)calcareous

翻訳|calcareous

デジタル大辞泉 「石灰質」の意味・読み・例文・類語

せっかい‐しつ〔セキクワイ‐〕【石灰質】

石灰を主要な成分とする物質貝殻鶏卵の殻など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「石灰質」の意味・読み・例文・類語

せっかい‐しつセキクヮイ‥【石灰質】

  1. 〘 名詞 〙 石灰を主要な成分とする物質。石灰分が多い物質。卵の殻など。〔医語類聚(1872)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

岩石学辞典 「石灰質」の解説

石灰質

炭酸カルシウム主成分として構成される岩石に用いる[Hatch : 1888].石灰質の堆積岩起源の岩石が変成作用を受けた場合に,純粋なCaCO3である場合には変成作用によっても組成はほとんど方解石のままである.しかし岩石中にMgO, FeO, Al2O3, SiO2などが含まれると角閃石輝石長石などができる.これらの鉱物が増加すると変成作用の結果,塩基性火成岩に似た岩石となる.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android