カフゼー遺跡(読み)カフゼーいせき(その他表記)Qafzeh

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カフゼー遺跡」の意味・わかりやすい解説

カフゼー遺跡
カフゼーいせき
Qafzeh

イスラエルのナザレ近くにある洞窟遺跡中期旧石器時代のルバロア=ムスティエ文化遺物を伴って多数の新人類の人骨化石が発見されている。約9万年前と推定されている層位で出土した人骨は,現代型ホモ・サピエンスとしてはユーラシア最古の資料として注目された。これらを研究したフランスの人類学者 B.バンデルメルシュは,西ヨーロッパクロマニヨン人ネアンデルタール人に由来したのではなく,カフゼー人に代表される西アジアの古い新人類の子孫であると主張している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む