カミナルフュー(読み)かみなるふゅー(その他表記)Kaminaljuyú

日本大百科全書(ニッポニカ) 「カミナルフュー」の意味・わかりやすい解説

カミナルフュー
かみなるふゅー
Kaminaljuyú

中米グアテマラの首都グアテマラ市西郊の大遺跡。現在は住宅地区になり、大部分消滅しているが、200以上の神殿マウンド(塚)よりなる。オルメカ文化に次いで現れたイサパ文化の中心地の一つとして栄え、多くの副葬品を伴う首長たちの墓や、特有の文字や神官像を刻んだ石碑がみつかっている。紀元3世紀ごろ一時衰えたが、5世紀にメキシコテオティワカン文化の影響を受けてふたたび繁栄し、新しい神殿が次々建てられた。またグアテマラ低地のマヤ古典期文化の影響も受けながら、両者の文化的影響が混合した独特の文化を生み出した。7世紀初め、テオティワカン文化が弱体化するとともに衰退した。

増田義郎

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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