カムペーンペット(その他表記)Kamphaeng Phet

デジタル大辞泉 「カムペーンペット」の意味・読み・例文・類語

カムペーン‐ペット(Kamphaeng Phet)

タイ中北部の町。スコータイ南西約80キロメートル、ピン川沿いに位置する。14世紀初め、スコータイ朝時代にビルマ攻撃に備えるため、城塞都市が建設された。続いてアユタヤ朝支配の下、交易の中継地として繁栄した。城壁や多くの仏教寺院が残る三つの区域カムペーンペット歴史公園に指定。近隣の歴史公園とともに、1981年に「古代都市スコータイと周辺の古代都市群」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android